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  1. 東日本大震災のこと(ゆうゆう高井戸東館)

東日本大震災のこと(ゆうゆう高井戸東館)

2018/03/19

東日本大震災のこと(ゆうゆう高井戸東館)

今、“一陽来復Life Goes On”という映画が上映されている。藤原紀香と山寺宏一がナレーションを担当し、東日本大震災の何組かの被災者の復興に係わる姿を追っている80分のドキュメンタリーだが、テレビのドキュメンタリーではなく“映画”である。

そのうちの一話は石巻で3人の子供を津波で亡くした夫婦と英語補助教員をしていて亡くなったテイラー・アンダーソンというアメリカ人女性を取り上げている。

夫婦の3人の子供のうち2人はテイラーさんに英語を教わったことで、震災後、来日したテイラーさんの遺族に協力してテイラー文庫を作ったり、自宅跡地を皆の心の回復に生かそう等積極的に活動しているようだ。

地震の後、夫は自宅に戻り、子供たちと家の安全を確認した後、後を母に託し親類の様子を見るため家を離れた。その後津波が来て、家では母だけが生き残った。娘さんは勤め先から帰宅することが出来ず、2、3日後に夫たちが避難していた体育館に辿り着いた時、初めて子供たちの死を知った。

夫は“家に残っていれば助けられたのではないか”、妻は“津波が来る前に帰宅していれば・・・”、夫の母は“自分が一緒にいたのに孫たちを助けられず自分だけが助かってしまった”と、単に子供(孫)たちの死を悲しむだけでなく、3人それぞれが自分を責めて悲しみは倍加しただろう。

実は、この夫婦は、高校同期会・同窓会で一緒に活動している親友の娘さん夫婦である。一家の被災の詳細を知るに至った時、パソコンの前で涙が止まらなかった。娘さんは“心の中で夫を責めている部分もあった”と述べているが、“乗り越えた”ということなので、立ち直ってくれるだろう。友人が同期会で皆の前で“東日本大震災の津波で3人の孫を亡くした”と話したのもつい1、2年前のことだ。

問い合わせ先:ゆうゆう高井戸東館
杉並区高井戸東3-14-9
電話 03-3304-9573

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