2003年度活動報告
本部活動
(1) メールマガジンの発行
- ○ プラット会員、さらプロジェクト会員向け 月2回発行
(2) イベント参加
- ● 井草夏祭り参加 8月23日・24日
- ● 井草の地域区民センター「秋の文化祭」 10/19
- ● ウェルフェスタ 12/7
(3) タネマキ
自治体への提案活動
23区11市へ意見メールをおくる 2004年1月下旬
目黒区、文京区、中野区、江戸川区、足立区、稲城市訪問
世田谷区、杉並区、練馬区への次年度提案
(4) 合宿の実施 11月1日~2日
杉並区研修施設秋川荘 15名参加
テーマ>さらスタンスのサポートを考える
(5) 長期計画策定プロジェクト
- ○ 12月27、28日 1月5、6日 10:00~16:00
さらのミッションとビジョンを明確にし、長期計画に基づいて活動するために長期計画策定に取り組むことにした。
また、ビジョンを、その組織にかかわる人たちで共有することは、その組織が成功する上できわめて重要なことであると考え、ビジョン策定を組織のリーダー層のみで行うのではなく、広く会員に呼びかけて行うことにした。 - ○ 5月8日、9日
年末年始に行われた長計後に出てきた問題を解決し、ミッションとビジョンを明確にする。 - ○ 補講 6月12日
戦略と線表の作成
(6) 助成金
- ○ 杉並区まちづくり助成金 不採択
- ○ 財団法人コンピュータ情報開発センター 不採択
- ○ 市民活動活性化モデル事業(市民ベンチャー事業) 不採択
- ○ 地域福祉活動費助成金 15万円
杉並区社会福祉協議会が募集している、地域福祉活動費助成金に応募。対象はふれあいの家利用者・地域活動グループメンバーで、事業内容は「パソコン体験」や「グループ活動をアピールしよう」の出前講座。ふれあいの家は介護保険の対象であるため、今回の助成事業対象にはならなかった。(事業実施は2004/09~10月) - ○ 杉並区NPO活動資金助成 15万円
内容: 研修合宿実施
目的: 平成17年度はさらの活動の中で講習の占める割合は減るのではないかと考えられる。会員の意識の中で講習プログラムが大きなウェイトを占めているが、地域IT推進というミッションを会員のなかでもう一度捉え直し、活動体としてさらのミッションでの認識の統合を図る。
(7) 会員総会 4月4日
下北沢ラプラスにおいて会員交流会を実施。参加会員数 役40名。
長期計画策定により、認識の深まったミッション・ビジョンをお伝えすることができ、16年度活動にむけて、会員同士の交流を行った。実施コンセプト「あなたにとってのさらプロジェクトとは?」
(8) IT講習会実施運営(2003年6月~2004年3月)
●杉並区
講座名 | 講習数 | 受講者数 |
はじめようパソコン | 42 | 392名 |
楽しもうパソコン | 47 | 451名 |
ITアドバイザー育成 | 4 | 43名 |
本年度より有料化、NPOや区内団体との協働事業に実施形態が変わり、応募の受付は各団体となった。応募倍率はトータルで2倍弱程度。楽しもうパソコン講習の応募倍率が高かった。
●世田谷(2003年6月~2004年2月)
<前期講習>
講座名 | 講習数 | 受講者数 |
初心者まるごとステップアップ講習 | 1 | 20名 |
団体の会報作りと活動記録の撮影・編集 | 1 | 15名 |
シニアのためのシニアによる ITアドバイザー養成講座 |
1 | 10名 |
チャリンコお助け隊になろう | 1 | 10名 |
PCで絵を描こう(スキャナ活用編) | 1 | 10名 |
PCで絵を描こう(親子で描く夏の風物詩) | 1 | 10名 |
講座数こそ少ないが、これまでの講習内容とは異なったカリキュラム提案であったため、カリキュラム開発、テキスト作成にたいへん苦労したが、それが現在の大きな財産となっている。
<IT相談キャラバン>
9月の中旬から10月上旬にかけて、世田谷区内のIT関係の5団体が参加して、IT相談キャラバンとして区民センターを巡回した。さらプロジェクトは砧区民センター、三軒茶屋市民活動支援コーナー、玉川区民センターを担当。「シニアのためのシニアによるITアドバイザー養成講座」「チャリンコお助け隊になろう」修了生10人、さら会員20名が参加した1大イベントとなった。
<後期講習>
講座名 | 講習数 | 受講者数 |
団体の会報作りと活動記録の撮影・編集 | 1 | 15名 |
自転車お助け隊になろう | 4 | 48名 |
PCで絵を描こう(スキャナ活用編) | 1 | 15名 |
ITセキュリティ講座 | 1 | 20名 |
前期に続いて後期もカリキュラム内容によるプロポーザルだった。前期の「シニアのためのシニアによるITアドバイザー養成講座」「チャリンコお助け隊になろう」後期「自転車お助け隊になろう」終了生からシニア資格取得勉強会に参加して、さらの会員また「ぷらっと三茶」の活動に参加する流れができた。
●練馬区(2003年4月~2004年3月)
講座名 | 講習数 | 受講者数 |
初心者講習 | 130 | 1,300名 |
講習の実施に加え、マシンの移動、受付業務(入力・抽選)作業も実施。22ある地区区民館をマシンを移動しながら1年間かけて行う講習。講習の業務運営という点で、様々なノウハウの蓄積ができ、滞りなく講習の運営ができたことは大きな実績となった。
●稲城市(2004年5月~6月)
講座名 | 講習数 | 受講者数 |
「パソコンでミニコミ紙を作ろう」 | 1 | 15名 |
タネマキ提案活動から受注に結びついた。カリキュラム開発の力量が生きた。
井荻プラット
- ●シニア情報生活アドバイザー養成講座
講座を始めて丸2年を経て、実績を積みつつある。特に日経新聞で紹介されてからは受講希望者が増えた。杉並区「ITアドバイザー講習」世田谷区「シニアのためのシニアによるITアドバイザー養成講座」「チャリンコお助け隊になろう」「自転車お助け隊になろう」終了の方の資格取得受講が増え、さらプロジェクトから100名近いアドバイザーが誕生している。 - ●講師研修
講師の質のレベルアップのため、メイン講師を担当する講師には研修を義務づけている。研修の担当は人財教育社に依頼。さらスタンスの講師を育て、常に振り返りの機会をつくり講習の品質を管理しく方針である。 - ●井荻教室
受講者の方にとってわかりやすい講習へと、時間割変更を行う。パソコンの可能性を知っていただくための「おいでませ講習」の定期開催やテーマを持った講習を実施。各講習会からの受講者が増えつつある。 - ●出張サポート
トラブル、インターネットやプリンタの初期設定、出張講習などのサポートが月平均で12~15件。練馬・世田谷からも出張サポート依頼が増えてきている。出張講習は継続性がある。 - ●四宮敬老会館ITモデル事業
事業を実施するNPOの募集があり、応募。モデル事業としてはIT館の四宮といきがい館の高井戸西敬老会館。2004年10月から四宮敬老会館のITモデル事業を実施する。 - ●いきいきクラブ連合会IT支援
区内に約90あるいきいきクラブ(老人クラブから名称変更)の連合会のIT支援。いきいきクラブ連合会のサイト制作について、ホームページ講習会の企画・準備開始。講習会の実施時期は2004年9月以降、場所は四宮敬老会館を予定。 - ●西武井荻商店街(ぽんて井荻)振興組合・サイト更新
イベント情報や、地図、店舗情報など更新。新規加盟店舗への営業活動も行う。 - ●出張講習
-
- ○ジョイフル
一般区民向けとジョイフル会員向の講習を実施。「自分史をつくろう」「Excel中級」「ホームページビルダーを使ったホームページ作成」など基礎講座以外での活用講座を中心に展開。 - ○市民団体
杉並区内の団体「プランニング遊」の依頼で阿佐ヶ谷NPOボランティアセンターでの「会報」「パワーポイント」の講習を実施。 - ○あんしん財団
あんしん財団の会員向「入門基礎講座」を3回実施。八丁堀の会場にて、30人の受講者の参加があり、熱心な取り組が見受けられた。テキストは、あんしん財団編集のものを使い、一部編纂作業を補助。「パソコンのある暮らし」も会場にて販売実施。 - ○杉並議員
各党派にPCが新規導入されたことにより、「区議会議員パソコン講習会」を実施。内容は「インターネットとWebメール」。各党派別の講習で、7日間で11コース実施。受講人数は全体の半数程度。テキストは「パソコンのある暮らし」+Webメールの補助テキストを使用。
- ○ジョイフル
会員活動
- (1) 杉並区パソコン相談コーナー
区内IT関連NPOや団体と区との協働事業。地域区民センターで月2回、初心者向けのパソコン相談コーナーを担当。さらプロジェクトの担当場所は井草・西荻の地域区民センター。1回の相談来訪者は3~7・8名前後 - (2) ぷらっと三茶
世田谷区ITステップアップ講座「シニアのためのシニアによるITアドバイザー養成講座」「チャリンコお助け隊になろう」受講メンバーを中心に、三軒茶屋キャロットタワー市民活動支援コーナーにプラットを設立。2003年12月から準備を始めて現在は相談活動を中心に次第に講習を行いながら、ユーザー支援活動を行っている。 - (4) 「視覚障がい者へのパソコン支援活動」
会員提案型活動。視覚障がい者支援ソフトの習得からはじめていく予定である。